モデル事務所(エージェンシー)とは?

公開日:2021年06月24日 更新日:2025年9月11日

 

モデル・タレント・俳優としての仕事をしたいという憧れを抱いている方は事務所への所属が必要です。
モデルや芸能人の多くは、事務所に所属して活動しています。

以前、モデル事務所と芸能事務所によってマネージメント形態や活動内容が異なることはご説明しました。

 

関連記事:芸能事務所とモデル事務所の違い

 

そこで本記事では、モデル事務所(エージェンシー)についてさらに詳しくご紹介します。
モデルエージェンシーにもそれぞれ違いがあり、それを知って自分に合った道を進みたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

モデル事務所(エージェンシー)の基本業務

 

 

モデルにとって所属事務所は重要な意味を持っている。何故なら事務所の在り方によってモデルの運命が大きく左右されるからだ。

これからモデル事務所の役割と仕事の内容を話そうと思う。

それを知ればモデルとしての自分の立ち位置と事務所の役割がはっきり理解出来て、仕事がスムーズになるに違いない。

2020年7月11日@satoru515

 

 

世界中にモデルエージェンシーが存在する!

ファッション業界で、モデルとしての専門的な活動をする場合には「エージェンシー」というモデル事務所に所属します。

 

エージェンシーの基本業務は、所属モデルへのファッションショーやコマーシャルなど広告関係で、ファッションブランドと発表する商品をPRする仕事の斡旋や活動のマネージメントです。

 

また、ファッションブランドや雑誌の出版社などとの強い繋がりを持っているのが特徴です。

エージェンシーにも、ファッションショーに出演するファッションモデルの輩出に力を入れている事務所や、コマーシャルやファッション雑誌などの広告系に強い事務所があります。

 

 

モデル事務所といっても、連絡事務所レベルの会社から高いレベルのセンスや実務が行える会社まで様々な形態がある。そして本来のエージェンシーの業務は到底2人や3人ではこなせる内容や量でなく、チームワークで始めて大きな力が発揮される。

2020年12月23日@satoru515

 

 

エージェンシーで働く強力なチームメイト

エージェンシーで働く「エージェント」と聞くと、所属チームと交渉して大型契約を引き出すアスリートの代理人をイメージする方も多いと思います。
モデルの代理人として働くので、そのイメージはあながち間違っていません。
しかし、モデルエージェントの仕事は交渉して契約を勝ち取ることがメインではありません。
契約次第ではあらゆる業務の代理をし、その業務は細分化されています。

 

オーディションや仕事をブッキングしてスケジュール管理するブッカー、国内外から東京で活躍できるモデルをスカウトするスカウター、その他にもモデルの育成を担当するスタッフや、クライアントやクリエイターとの橋渡しをする営業スタッフ、様々な契約を管理する法務スタッフがいます。

 

これらのスタッフが一つのチームとなって強力にサポートするので、モデルはエージェントたちと二人三脚で仕事に臨むことができるのです。

 

エージェンシーにもタイプや個性がある

ファッション系のエージェンシーはわかりやすいでしょう。ファッション誌やクリエイターと協働するお仕事が得意なエージェンシーです。モデル業界では、最新のトレンドを取り入れた「ハイファッション」の世界観を持つ雑誌のことを「エディトリアル」と呼ぶので、業界内では「エディトリアル系」と呼ばれることもあります。アーティスティックでクリエイティブな撮影が多く、長い手足や個性的な顔立ちのモデルが多く活躍する領域です。必然的に、ファッションウィークのショーのお仕事が得意なモデルとの相性も良いでしょう。

 

コマーシャル系のエージェンシーと聞くと「TVCMが多いエージェンシーかな?」と思ってしまうかもしれません。コマーシャルとは直訳すると広告のことで、洋服や化粧品に限らず様々な広告の仕事に強いエージェンシーのことです。TVだけでなく、Web、雑誌、ビルボード、パッケージ、カタログ、ポスター…この世界には広告で溢れています。その多くに写真や動画が使われ、そこにモデルが出演しているのです。広告に起用されるモデルに求められるのは、清潔感や親近感、笑顔や演技力などです。

 

どんなマーケットに強いエージェンシーかを見極めて、自分に合ったエージェンシーを選びましょう。

 

その扉は世界の舞台に繋がっているか

また、インターナショナルモデルエージェンシーかどうかも大きな違いがあります。

それはただ「海外のお仕事ができる」「英語が話せる」というシンプルな話ではありません。

元々ファッションモデルという仕事はヨーロッパからきたものであり、そこにははっきりとしたインターナショナルルールがあります。

契約書、送金方法、VISAの取得、スカウター、マザーエージェンシー…国内でのお仕事では考えもしない業務ですが、世界で戦うプレイヤーになるには必須の業務です。

 

 

海外ではモデルはモデルエージェンシーと契約を結び、所属モデルとして活動を行う。

エージェンシーはモデルに関わる業務全般を代理人として代行するのだが、

大切な事は「代理人が何の業務をどんなレベルで代行しているか」だ。

何故ならそれは「モデルの成功を大きく左右する重要なこと」だからだ!

2020年10月30日@satoru515

 

関連記事:モデル事務所の役割とは?モデルが事務所に所属することのメリット

 

自分の進みたい道で決める

どのエージェンシーに所属するかで、仕事の分野が異なり活動する範囲も変わってきます。
そのため、まずは自分がどの分野でどういった活動をしていきたいのかを決めたうえで事務所を探し選ぶことが何よりも大切です。

自分がどんなモデルを目指せばいいか迷っている方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

関連記事:自分はどのモデルを目指せばいい?モデルの種類について解説 【モデル】

 

事務所の違いを把握してなりたい自分になろう

今回はモデルエージェンシーについて紹介してきました。

事務所の違いを把握し、進みたい道を決めたうえで、自分が叶えたい夢に踏み出してください。

 

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