日本で海外で、幅広いお仕事ができることが亜美の強み。
彼女の良さを最大限に引き出し生かすことが
わたしたちマネージャーの仕事です。

モデル事務所のマネージャーは一人で何人ものモデルを担当する場合が多いので、日によってはその仕事調整やスケジュール調整などでずっと事務所にいることもありますが、今回はわたしが担当する鈴木亜美の仕事現場同行があった一日を紹介しました。

今や日本のみならず海外でも人気モデルとなった亜美、実はデビューは20代半ばでしたが、抜群のプロポーションがあることにプラス表現力の幅がとても広かったので、年齢は気になりませんでした。もちろん亜美自身の努力で身につけた表現力ですが、そのセンスというか、クライアントやクリエイターが求めていることを瞬時に察知できる力がすごい。その場の空気が「鈴木亜美」になるんです。
亜美の一番の強みは、ファッションからコマーシャル案件まで、幅広いお仕事ができることだと思います。それは亜美が常にクライアントやクリエイターの求めていることを表現しようとする努力が身を結んだものだと思います。
最近ではいちモデルではなく、「鈴木亜美」としてトークショーに呼ばれたり、彼女自身に注目が集まってきています。ファッションモデルがタレントの枠を超えていくことは難しい業界の中で、亜美は唯一無二の存在になりつつあるなと。ブログやインスタの発信力もあり、彼女のライフスタイル自体に注目が集まっています。
クールな表情の作品が多い彼女ですが、実はとっても優しく柔らかい女性です。そんな性格だから、クライアントだけでなくモデル仲間からの支持も厚い。今や業界にとっても、サトルジャパンにとっても、亜美は欠かせない存在ですね。

マネージャーの仕事は、そのモデルの良さをいかに引き出すことができるか、そしてその良さをどうやって仕事につなげていくかを考え実行していくことが主になります。
もちろんスカウト業務があったりもしますが、マネジメントの多くは一人ひとりのモデルの人生そのものを一緒に考え、最高のパフォーマンスが出るようサポートすること。プライベートの相談にのることももちろんたくさんあります。たとえ外見が良くても、生活が乱れたり心が美しくなければ、それがいずれ外見にも表れ表現力にも影響してくるものです。
サトルジャパンでは一人のマネージャーが10～20人のモデルを担当しています。それぞれのモデルの良さと心の動きを管理しマネジメントしていくことは決して簡単なことではありませんが、人の人生を担うとてもやりがいのあるお仕事だと思います。モデルがどんどん成長し、クライアントから支持されていく姿を間近で見られることはやっぱり嬉しいですしね。
これからもこのサトルジャパンから、世の中で活躍するモデルを一人でも多く輩出できるよう、わたしも頑張ります。